田植えというと田んぼに苗を植える作業だけど、その苗もいきなり現れるわけじゃなく、育てたものだ。今日は「苗のできるまで」その2として「だつぼう作業と計量編」だ。
【だつぼう作業】
のぎ(芒)って知ってる?
なんじゃそりゃ?
なんのために芒はある?
チクチクで動物に食べられないようにとか
毛に絡まってタネを運んでもらいたいみたい
それはたねの気持だね?
のぎ(芒)があると農家はちょっと困る
農家の気持ちはどうなの?
チクチクはない方がいいみたい
種をまくときには均一に隙間なく、でも重ならずに種をまきたいのだけど、芒(のぎ)があると自分たち同士が絡まりあってうまくいかないんだ。だから種まきの前に芒(のぎ)を取っておきましょうってわけ。
のぎ(芒)をとる脱芒機「だつぼー君」
農業機械はこの「ナントカくん」というネーミングが大好き。およそどの作業にも「くん」や「ちゃん」の付いた機械が存在すると言っても大げさじゃないんだ。それ以外にも変わった名前の機械がたくさんあるよ。
ちなみに僕の載ってるマシンは田面ライダーV3っていうんだよ
変な名前!ほんと?
田んぼでレースが開かれちゃったりもしている。
へー面白いね!ところであんた誰?
まあまあ、脱線を元に戻そう
気を取り直して脱芒作業
だつぼー君の動画を見てみよう
だつぽー君って、名前間違ってるじゃん!
ごめん!当時はよく知らなかったんだ
【計量作業】
チクチクを取り去る脱芒作業が終わったら今度は計量だ。動画のおしまいにも出てきたけど、アミアミの袋に4キロずつ計って袋詰めするよ。